そう、感じるのは睡眠不足から！？

ストックホルム大学（スウェーデン）の最新調査によると、睡眠不足は見た目の老化だけでなく、主観的な年齢まで老けさせてしまうことがわかりました。

調査は18～70歳の429人を対象に行われ、過去30日間の睡眠不足の日数と主観的な年齢の関係を調べました。

その結果、睡眠不足の日数が多いほど主観的な年齢が高くなり、睡眠不足の日数が1日多いごとに、主観的な年齢は平均3カ月（0.23年）高くなり、逆に、睡眠不足がゼロ日だった人は、主観的な年齢が実年齢より5.81歳若かったと言います。

さらに、研究チームは、18～46歳の186人を2晩連続で睡眠時間4時間のグループと9時間のグループに分け、主観的な年齢の変化を比較…。

その結果、睡眠時間4時間のグループは9時間のグループに比べて、主観的な年齢が4.44歳高齢だったことがわかりました。

これらの結果から、睡眠不足は記憶力や集中力、免疫力の低下、肥満や糖尿病など様々な悪影響を及ぼすだけでなく、主観的な年齢まで老けさせてしまうことがわかりました。

「若さは気から」という言葉もありますが、「若さは睡眠から」といっても過言ではなさそうです。


ただ、安易に寝床に入る時間を早めるだけでは逆効果の場合もあるのでご注意を…。

単に寝床に入っている時間（床上時間）を増やしても、実際に眠れている時間が伴わないと、睡眠の質そのものが悪化、最悪、不眠症に陥ってしまうことがあるからです。

「陽が強くなれば、影も濃くなる」、質の良い睡眠を得るためには、日中の過ごし方が大切になるということをお忘れなく！ 

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