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睡眠中央値
良質な眠りを得るための1丁目1番地
多くの人々は、週末に夜更かしし、お昼過ぎまで寝坊する傾向があります。
これは、日頃の寝不足を休日に「寝だめ」することで取り戻そうとしているからに他なりません。
しかし、平日と休日の睡眠時間帯が大きくズレると、社会的ジェットラグと呼ばれる時差ボケのような状態に陥り、「憂鬱な月曜日」を迎える原因となります。
さらに、月曜日の朝、血圧が急上昇し、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まるという研究結果も…(実際、脳卒中の発症リスクは月曜日が最も高いです)。
この問題を防ぐための鍵は、「睡眠中央値」(睡眠中央時刻)という新しい概念にあります。
たとえば、平日夜12時に寝て朝6時に起きる人の場合、睡眠の中央値は夜中の3時。
この中央値を基準に、週末の就寝時間を1時間前倒し、起床時間を1時間遅らせ、11~7時まで寝ると、睡眠中央値をズラさず休日の睡眠時間を2時間増やして、リフレッシュした状態で月曜日の朝を迎えることができます。
この睡眠中央値という考え方、良質な眠りを得るための1丁目1番地…。
あなたがもし、
「休日は普段より2時間以上、朝寝坊している」
「月曜日は朝からカラダがダルくて…」
と感じているなら、是非この睡眠中央値という概念を意識し、週末の睡眠パターンを工夫してみてください。
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