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おやすみ前の3分 脳をクールダウンする呼吸法
夜の熱中症対策
熱中症対策というと、暑い日中のイメージが強いですが、一部調査では熱中症の約4割は夜間発生しているとの報告もあり、実は夜間も油断できません。
特に都心部では、日中建物に蓄えられた熱が夜に放出されるため、夜中になっても室温が下がらず、夜間熱中症のリスクが高まります。
わが家も寝室が2階にあるため、食事と風呂を終えて2階に上がるとまるでサウナ状態…。
ベランダに出た方が涼しいなんてこともしょっちゅうです。
そこで、寝床に入る30分くらい前からエアコンで室温を下げ、一晩中つけっぱなしで寝ていますが、さらに、もう一つ効果的な方法を実践しています。
それは、寝室に入ったら鼻から冷たい空気を吸うこと。
体の中で最も熱を発する脳は、自律神経の中枢がある大切な部位。
その自律神経の中枢近くに鼻腔があるため、鼻かから冷たい空気を吸うことで脳をクールダウンさせています。
具体的には「4・4・8呼吸法」という方法を実践しています。
やり方は簡単。
① 涼しい部屋で、4秒かけて鼻からゆっくりと息を吸い…
② 4秒間息をとめ
③ 8秒間掛けて鼻からゆっくりと息を吐く
これを眠る前の約3分、10セット。
この呼吸法のメリットは、脳のクールダウンさせるだけでなく、吸う量に対し、吐く量を2倍にすると副交感神経が優位になりやすく、眠る前に心身ともにリラックスし、眠るための準備まで整うところにあります。
まさに一石二鳥、眠る前にうってつけの呼吸法です。
夜間熱中症を防ぎ、快適な眠りを得るためには、室温管理はもちろん、呼吸法を取り入れる、寝具の工夫など多角的な対策が大切です。
ぜひ、試してみてください。
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