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©2023 Tani-Roku Futonya KUGA
腹が減ったらたべるように…眠くなったら寝る!
眠ることは義務ではなく、自然現象
眠くないのに寝ようとするのは、お腹一杯のとき食べようとするようなもの。
苦痛以外のなにものでもありません。
体が望まないことを無理強いしようとすると、「眠れない」というストレスの悪影響を受け、本当の不眠になるリスクを高めてしまいます。
あらゆる眠るための努力は徒労に終わります。
眠る前に一番やってはいけないのが「眠ろう」と努力すること。
眠ることは義務ではなく自然現象。
腹が減ったら食べるように、眠くなったら寝る。
それには無理に「眠ろう」とせず、逆に「眠るまい」と抗うのが一番。
人間というのは不思議なほど天邪鬼な生き物です。
「眠るまい」と抗えば抗うほど、体が感じる「眠気」と「眠るまい」とする間に落差が生じ、眠気が向こうから訪れてくるようにできています。
「若い頃は8時間は眠れてたのに…」
「睡眠時間は7~8時間はとりたい…」
もし、ご年配の方で若い頃と同じように…という考えにとらわれているなら、今すぐ、その考えは捨ててください。
ベッドの上で「眠れない時間」だけが増加し、本当の不眠に陥ってしまうからです。
加齢と共に、必要とされる睡眠時間も減少していくことを覚えておいてください。
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