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敷寝具に求められるのは…「硬さ」と「柔らかさ」の両立
万人に合うマットや敷布団など存在しません

快適な睡眠を得る上で、最も重要なのは敷寝具(枕も頭部の敷寝具と考えられます)です。
なぜなら、地球には重力が存在するから。
睡眠中、私たちの体は敷寝具に預けられ、体の重みは全て敷寝具が受け止めます。
筋肉が弛緩した状態では、敷寝具が体の姿勢を形づくる唯一の存在となります。
質の高い睡眠のためには、敷寝具は体の重みを適切に支え、自然な寝姿勢を保つ「硬さ」と、体圧を分散し血流を妨げない「柔らかさ」という、相反する要素を両立させる必要があります。
さらに、保温性、吸湿・放湿性、耐久性も求められ、快適と感じる「硬さ」や「厚み」は人それぞれ…。
以前、某都市型ホームセンターに足を運ぶと、有名な低反発マット大々的に宣伝されており、僕は客を装い、店員に尋ねてみました。
「このマットレスは体圧分散に優れ、最高の寝心地です。ぜひお試しください」
勧められるまま横になると、確かに体の一部分に圧力が集中することなく快適でしたが、体が沈み込み、寝返りが打ちにくかったのです。その点を尋ねると、店員は「体圧分散に優れているので、寝返りは不要です」と断言し、僕は言葉を失いました。
何か突出し、秀でていてもダメなんです。
当店では、敷寝具の「快適さ」はバランスによって決まると考えています。
体圧分散だけが優れていても、硬すぎてもいけません。理想的な硬さや厚みは人それぞれで、「硬さ」と「柔らかさ」のバランスをどこに置くかが重要。
さらに、保温性と通気性、吸湿性と放湿性のバランスも考慮する必要があり、自分に合った敷寝具を見つけることは容易ではありません。
どうか「安価だから」「有名アスリートが宣伝しているから」といった安易な理由で、大切な敷寝具を選ばないでください。
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