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なんちゃってショートスリーパー
ナポレオンも頻繁に居眠りをしていた!

『短時間睡眠法』などと題された書籍が注目を集めることがありますが、決して鵜呑みにしないでください。
「真のショートスリーパー、つまり睡眠時間が5~6時間以下でも日常生活に全く問題がない人は、実は非常に稀です。世の中でショートスリーパーを自称している人の99%以上は、単なる睡眠不足と考えて良いでしょう」
最近、テレビの睡眠特集などで解説する筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構・教授の柳沢正史氏も、このように警鐘を鳴らしています。
確かに遺伝的にショートスリーパーの人もいますが、それはわずか数万人に一人ほどの割合。
3時間しか眠らなかったことで有名なナポレオンも、頻繁に居眠りをしていた記録が残っており、「なんちゃってショートスリーパー」だった可能性が高いと言います。
かく言う僕も若い頃、「なんちゃってショートスリーパー」だったのでよく分かります。
それはインターネット黎明期、今風に言えば「リベンジ夜更かし」というものだったと思います。
リアルな現実より、ネット世界で出会った人たちとの交流にこそ、自分の身の置き場所があると信じ込んで、夜な夜なチャットに高じていたのです。
平日でも5時間眠れば良い方で、3~4時間ほどしか眠らない日も珍しくない不摂生な生活を送っていました(その分、週末は昼前まで寝ていましたが…)。
もちろん、最初は翌日眠くて仕方ありませんでしたが、「慣れ」とは恐ろしいもの。
そんな生活を長く続けているうちに次第に慣れていき、自分は本来ショートスリーパーなのだと本気で思い込んでいましたから。
今から考えれば、集中力や仕事へのモチベーションなどは明らかに低下し、この頃、軽い自動車の接触事故も何度か経験しています(居眠り運転ではありませんが…)。それでも自分では5時間も眠れば十分だと思っていました。
この業界に入り、睡眠の大切さを痛感し、生活改善を図りましたが(今では7~8時間は眠るようにしています)、もしあのままの生活を続けていたら、きっとどこかで体を壊していたに違いありません。
「なんちゃってショートスリーパー」と聞くと、とても他人事とは思えません。
「私なんて昨晩、5時間しか寝てないのよ」
「そんなのまし、俺なんて3時間しか寝てないよ!」
こんな睡眠不足自慢は、本人にとって何の得にもなりません。
それに気付くのは早ければ早いほどいいです。
睡眠時間をしっかり確保し、夜はきっちりと眠りましょう。
出典
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