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難解な読書は最高の「睡眠薬」

「眠らなきゃ」を「読書で寝落ち」に変えるか意味のための読書術
「眠らなきゃ」と思えば思うほど、なぜか目が冴えてしまう…。
理想は「寝室=寝るだけの場所」と分かっていても、それが逆にプレッシャーになってしまっては本末転倒ですよね。
ちょうど「読書の秋」に入り、夜が長く感じらえれる季節になりました。
そんな夜は、このルールをちょっぴり緩め、ベッドで読書をしてみませんか?
ただし、ただ本を読むだけでは逆効果になることも。快眠を誘う読書には、本の選び方が重要となります。
最高の「睡眠薬」となる本の選び方
快眠へと誘うための本は、あなたを夢中にさせる娯楽小説ではありません。
むしろ、読むことが少し「疲れる」と感じるような本を選んでください。
・ポイント1【物理的な重さ】
まず、重厚な本は物理的に重く、読むだけでは腕や肩に適度な負担が掛ります。この心地よい疲労感が、眠気を誘う第一歩となります。
・ポイント2【情報の詰まり具合】
次に、文字が細かく、情報量が凝縮された本を選ぶこと。ページにびっしりと詰まった文字を追うこと自体が、適度な目の疲労を誘います。
・ポイント2【内容の難解さ】
次に、内容が少し難解な本を選ぶこと。ストーリーに引き込まれるような本ではなく、理解するのに大きな集中力を要する本がおすすめです。脳がほどよく疲労し、自然な眠気が訪れます。間違っても「次々読み進めたくなる」娯楽小説やサスペンス小説は避けてください。
「眠りへの抗い」が 眠りへの扉を開く
「この本を読み進めるぞ!」という目標に意識を向けることで、「眠れなければ」というプレッシャーから解放されます。
本を読み進め、次第に目がしょぼしょぼして、文字が頭に入らなくなり、「もう限界…」と感じたらしめたもの。
それが「眠りの扉」が開いたサインです。
難解な読書から解放されることへの喜びが原動力となり、眠りは本来に輝きを取り戻し、至福の時間へと変化します。
これを見逃さないでください。
ここで大切なのは、決して無理をしないこと。
ゆっくりと本を閉じ、照明を消して目を閉じ、あとは深い呼吸とともに、重力に身を任せて眠りの淵に身を投じるだけ。
ここでに大切な注意点
「もう限界…」と感じたら、決して無理をせず、以下の行動をとってください。
ゆっくり本を閉じ、スタンドの照明を消して目を閉じる。あとは深い呼吸とともに、重力に身を任せて眠りに身を投じるだけ。
*もし、照明をつけっぱなしで寝落ちしてしまうと、せっかく眠れたのに、質の高い睡眠の妨げとなり、深い眠りがとれませんので、ご注意ください。
起き続けようとする意志と、体が感じている眠気とのギャップ。このギャップが大きければ大きいほど、スーッと引きずり込まれるように深く眠れます。
最近、寝付きが悪いという方、ベッドに入ることにちょっとした恐怖心を感じているような方は、ぜひお試しください。
当店では、寝具はもちろんのこと、睡眠に関する様々なお悩みのご相談も賜っております。お客様一人ひとりに合ったまくらや寝具選び、快眠のためのヒントを丁寧にご提案させていただきます。お気軽にお声がけください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
大阪市内“谷六”周辺で寝具店を営む昭和40年代生まれの店主。ふとん屋さんって入りにくい、暗い、怖い、一歩足を踏み入れたら押売りされそう…。そんなふとん屋のマイナスイメージを払拭させたいと思いブログをはじめました。ここでは寝具のことはもちろん、眠りのこと、そして、ときには商売とはまったく関係のない無駄話もしています。^^ 夫であり、二人の子どもの父、ときにはイラストも描くこともあるふとん屋です。気軽にお声がけください。

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