©2023 Tani-Roku Futonya KUGA
厚手のパジャマはNGです!
ゴワゴワしてかえってあたたかくない
このところ朝晩の冷え込みがきつく、ネルやスウェット、ジャージなどの厚手のパジャマで寝る方を多くお見受けします。
寒いので厚手のものを…という気持ちはよくわかりますが、それ実はNGだったりします(部屋着のまま眠るのはもっとおすすめできません)。
ネルやスウェット、ジャージなどの厚手のもので寝る方があたたかくぐっすり眠れると思われがちですが、ゴワゴワして寝返りしにくくなる上、血流を阻害し、眠りの質が低下してしまうためです。それに、厚みがある分、体温がふとんに伝わりにくく、かえってあたたかくないです。
さらに言えば、素材が化繊でつくられているものが多いのでムレて夜中に体が冷えてしまいます。
パジャマは、綿やシルクなど天然素材でつくられた薄手のものが理想。
寒さを防ぐのはあくまで「おふとん」の役割。
それでも寒いという方は、それは布団が悪いということに他なりません。どうかご留意ください。
ここからは少し余談になりますが…
経験上いわせてもらうと「裸で寝る」のが最もあたたかく、良質な眠りが得られやすいです(すきま風が入らないことが前提条件となりますが…)。
寝返りしやすいのはもちろん、血流を妨げるものがないので全身に血が巡り(毛細血管に至るまで血が巡ってる感じ…)、体温ががダイレクトにふとんに伝わるのでとてもあたたかいです。
その証拠に、朝目覚めたとき、バッとふとんを剥がし出ることができます。厚手のパジャマを着て寝た場合、これは決して真似できない芸当…。電気毛布を使っていたら絶対できないことです。
まぁ、特に女性の方は防犯上、防災上のこともありますし、皮脂がふとんにこびり付きやすく傷みやすいというデメリットもあるので、決して強くはすすめしませんが…。^^
店主/たかむら