Blog
©2023 Tani-Roku Futonya KUGA
ねむりへの滑走
毎晩の定期夜行便
眠ることはどこか飛行機のフライトに似ています。
ディレイしたり、トラブルに見舞われ、「途中下車」させられることもありますが、毎晩、目的地を目指し夜行便が組まれています。
飛行機が滑走路を勢いよく走ることで、浮力が生じ機体が浮上するように、眠りへの勢いを付けるのが「体温低下」です。
わたしたちの体温は夕方4時頃にそのピークを迎え、夜に向かって低下していきます。このときの体温低下が急激なほど、すんなり眠れますが、緩やかだと失速し、なかなか寝付くことができなくなります。
飛行機が安全に飛行するためには、フライト前の整備や点検が重要なように、ぐっすり眠るためには、眠るまでの過ごし方が大切となります。
■眠るまでの過ごし方
・毎朝きまった時間に起床する
・二度寝しない
・午前中に朝日を浴びる
・お昼寝は30分以内、夕方以降はしない
・夕食は眠る3時間くらい前までに済ませておく
・入浴は眠る90分前くらい前に(体温上昇を促せる)
・夜は強い光を浴びない
・アルコールを睡眠薬代わりにしない
あとは目的地(朝)を目指して安定飛行するのみとなりますが、ここからは寝具の良し悪いしが大きく関わってくることになります。