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早寝早起きはNG
早起きしてこそ早寝できる
いつも寝る時間より1~2時間早寝することは、実はそう簡単ではありません。
早く寝て、早く起きる習慣を身に付けたいなら、「早寝早起き」ではなく、「早起き早寝」の順に行い、この順序がとても大切となります。
まず、いつも起きる時間より30分前に起床、カラダが慣れてきたら更に30分づつ前倒しにしていくことを心掛けください。
人は、目覚めてから約16時間後に睡眠物質がたまって、眠くなるメカニズムがあるので、朝、起きた時間で夜、眠くなる時間が決まります。
だから、早起きを先に考えた方が無理なく早寝でき、早起きしてこそ、早寝できるようになるというわけです。
実に単純なレトリックですが、この方法がなかなか思い付けない理由が、その語呂の悪さにあると僕は睨んでいます。
「早寝早起き」は言いやすいですが、「早起き早寝」はいいにくい…。
日本人の睡眠時間の短さは世界でもワースト1クラス。 「早寝早起き」、この言葉のせいで日本人がどれだけ睡眠負債を抱えることになっていることでしょう…。
語呂が悪くても言い続ければ定着するもの。言い慣れるまで何度も何度も口に出して定着させるしかありません。
早起き早寝…
早起き早寝…
早起き早寝…
早起き早寝…
早起き早寝…
因みによく子どもの睡眠の標語とされる、「早寝、早起き、朝ごはん」は、もっと言いにくく「早起き、朝ごはん、早寝」となります…。
語呂の良さって大事ですね。^^