寝床に就いてもなかなか眠れないなら…

「押してもダメなら引いてみな」

昔からよく言われる台詞ですが、この言葉をぜひ実践して欲しいのが、「若い頃はよく眠れたのになぁ…」と、寝付けないことに頭を悩ませているご年配の方々です。

寝床に就いてもなかなか眠れないなら、寝床に入る時間を15分…30分と遅らせてみる。

一番のタブーは、眠れないからといって、床に就く時間をどんどん早めていってしまうこと。

早め早めに寝床に就くと、寝床の中で悶々と【眠れない時間】が増え続けてしまい、寝床に入ることや寝室に行くこと事体にストレスを感じるるようになってしまい、本当の不眠に発展していってしまうケースがけっこうあるからです。

人は、加齢と共に必要な睡眠時間は短くなっていくもの…。

「若い頃はよく眠れたのになぁ…」と、悩む必要はまったくないんです。

こと眠ることに関しては、「押してもダメなら引いてみな」です。

── 因みにこの「押してもダメなら引いてみな」というフレーズ、語源は諸説あるようですが、水前寺清子さんの『おしてもだめならひいてみな』という曲の作詞家がバーでしこたま飲み酔っ払い、店から出ようとして出れず、それを見たバーのママが「押してもダメなら引いてみな！」と叫んだところから生まれたという説があるようです。^^