©2023 Tani-Roku Futonya KUGA
持たないことの自由と不自由を楽しむ
「マイふとん」なんて言いませんが…
「マイホーム」や「マイカー」など、【My】とわざわざ付けるモノは所有することに特権意識が働いている証ですが、持っているのが当たり前のモノにあえて【My】を付けてみると、面白い気付きがあります。
たとえば…
「マイテレビ」「マイ冷蔵庫」「マイ洗濯機」…大昔は三種の神器なんて言われていましたが、。
「マイエアコン」…今や熱中症対策には必需品となりました。
「マイPC」…そもそもパーソナルコンピュータの略でしたね、。
「マイデジカメ」…これは逆に高性能カメラを搭載するスマホの登場で所有率が低下した製品ですね。
「マイスマホ」…僕らが子どものときにから考えたら、ドラえもんの道具のような代物ですが今や当たり前の時代に…。
「マイお風呂」…今は逆に「銭湯に行く」というとカッコイイかも、。
他にも、「マイトイレ」「マイ自転車」「マイシューズ」「マイテーブル」「マイソファー」「マイふとん」…。
如何でしょう?
持っているものを挙げていくときりがありません…。
これらは所有するモノのほんの一部ですが、自分がいかに膨大なモノを所有しているかを再認識させられます。
人は、ないものに焦点を当て、際限なくモノが欲しくなる生き物ですが、今持っているモノに焦点を当てれば、すでに十分に満たされていることを知ることができます。
持たないことの自由と不自由を楽しむ心の余裕があれば、余計な買物をしなくて済みます。
…あっ、でも、ふとんだけは買って下さいね!!^_^;