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台風7号とWindy
台風情報は自ら積極的にピンポイントで調べる
今日からお盆休み明け、第1日目です。
お盆休みを直撃した台風7号、幸い大阪では、メディアが騒いでいたほど大きな影響はなかったようでしたが、みなさんのお住いの地域では如何だったでしょうか。
「2018年に大阪で大きな被害の出た台風21号並の風も予想されます」
テレビである気象予報士はこのように伝えていました。
そもそも気象予報士がメディアで「大したことないですよ」などとは口が裂けても言えないでしょうし、テレビはセンセーショナルに騒ぎ立てるほど視聴率を荒稼ぎできるので、自分の住む地域が、実際、どの程度の影響が出るのか見ればみるほどわからなくなってしまいます(そもそもマスコミ自体、ローカルエリアのピンポイントな情報を流すのはもっとも苦手とするところですしね…)。
そこで、今回、大きく活躍したのがスマホアプリ「Windy」でした。
その名の通り、風速や風向きを視覚的にわかりやすく表示してくれるアプリで、数時間単位で自分がいるピンポイントの場所で台風の影響がどう出るのか、降水量予測なども表示してくれる優れものです。また、アプリを入れなくても、ブラウザでも確認することができるので、PCやスマホなどのブラウザで台風情報を確認する際、とても役立ちます。
実際、今回の7号では、僕が済むエリアで風速12メートル前後の予測でしたが、ほぼ予測通り。テレビからの情報に惑わされるより余程、ピンポイントで適格な情報がつかめ、冷静に対処することができました。
思えば、昨年、車で蓼科(たてしな)を訪れた際も、台風接近と重なって周囲の反対をよそに、大阪、滋賀県、名古屋、岐阜、長野南部と高速で通るポイントを全て洗い出し、目を皿のようにして風速予想を確認し、最大でも風速9mほどと確認し決行しましたが、予測通り高速が通行止めになることも危険にさらされることなく無事に戻ってこれました(ちなみにほとんどの高速道路は、風速10~15kmくらいになると速度制限され、それ以上の風になると通行止めなどの規制が掛かります)。
もちろん、自然相手なので、妄信は禁物ですが、少なくともテレビなどで繰り返しアナウンスされる超アバウトな予報に翻弄されるより、スマホアプリなどで自ら積極的に事細かく調べたほうが、確実だということを痛感させられました。
過去では、2018年、大阪が台風21号により大きな被害が出たことが記憶に新しいですが、紀伊水道をすり抜けるように北上するルートをとると、風の勢力が弱まることなくまともに喰らうため、大阪ではこの進路がもっとも恐ろしいです。
今年はどうやら台風の当たり年になりそうな気配…。
みなさん、どうかくれぐれもお気を付けください。m(__)m