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©2023 Tani-Roku Futonya KUGA
眠りの世界の「劣等生」
より良く眠るための弊害
もし、あなたの身の回りに、生真面目で責任感が強く、利他的で思いやりがあり、情に脆く、何事も最後まで全うしないと気が済まない律儀で奇特な人がいたら、きっと尊敬しますよね?
しかし、これらすべての要素が「より良く眠る」ための弊害となり、こういう生真面目で実直な人ほど、眠りの世界では「劣等生」となります。
生真面目な人ほど、眠る前にクヨクヨと考えがち、責任感が強ければ、担うべきものが重圧として重くのしかかります。利他的で思いやりがあり、情に脆い人ほど正義心が強く、そのモノサシで何事も推し量るため、他人のちょっとした悪意やズルも許せなくなり、ストレスを抱え込んで眠れなくなってしまいます。
現実世界の優等生は、眠りの世界では「劣等生」となります。
そのことを覚えておくだけで、眠れなくなったとき、どう対処すればいいかわかります。
もうお分かりですよね?
そういう人は、ベッドに入ってからは、不真面目で無責任、自分勝手でわがまま、何事もちゃらんぽらんで思いやりに欠け、投げやりになればいいんです。
眠りの世界は、現実世界と真逆のネガとポジが反転した世界ですから…。