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©2023 Tani-Roku Futonya KUGA
「まな板の上の鯉」
煮るなり焼くなりどうにでもしやがれー!
「まな板の上の鯉」
昔から、相手の意向や運命に任せるより他ない状態に陥ったときによく使われる言葉ですが、あなたがもし、ベッドに入って悶々と頭を悩ませ眠れないときは、いっそのこと自分を「まな板の上の鯉」だと思って開き直ってしまってください。
生真面目で心配性、仕事や家事ができる人ほど不眠に陥りやすく、そういう人こそいっそ開き直ってしまった方が返って安心して眠れるからです。
10年前の悩み事を覚えている人はいないし、心配事の8割は杞憂に終わりますが、日本人の場合、世界的にみてセロトニントランスポーターSS型の割合が69.2%を占め、不安感に苛まれやすい遺伝子を持っているようです。
もちろん、そのおかげで事前に色々準備したり、細部まで注意を払い、電車のダイヤが正確に運行されたり、誰から指示されることなく列をなして並んだり、街にゴミが少ないなどの良いこともたくさんありますが、こと眠る際に関しては、これらの真面目で心配性な面がすべてマイナスに働いてしまいます。
開き直るために必要なのは「覚悟」です。
最悪のことを想定していかに腹をくくれるか。
寝室に入ったら、ベッドはまな板、あなたは鯉…
「てやんで~!煮るなり焼くなり、どうにでもしやがれー!」
そう、その意気です。
腹をくくって開き直った方が、不思議に結果が良いいことも多いですしね。^^