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「忙しくて眠る暇がない」という方へ
やりたいことの「断捨離」と「よく眠る」こと。
ラインもSNSもゲームも、サブスクでテレビ映画やドラマも、アニメも観たい。やりたいことは増える一方で、現代人の多くが一日36時間あっても足らないと感じているんじゃないでしょうか。
中には睡眠時間を削ってまでも好きなこと、やりたいことに勤しみ「忙しくて寝る暇がない」状態に陥っている人も多いと推測します。
ところが、2016年のミシガン大の研究では、やりたいことが増えるほど、何をしても集中できず、充実感や達成感が低下する傾向があることがわかり、2017年のスタンフォード大が社会人を対象に調査した結果では、やりたいことが増えるほど、仕事のパフォーマンスも低下することがわかっています。
やりたいことが増えると、焦りや不安を感じやすくなり、どれを優先して取り組むべきか迷ってしまいます。また、中途半端に複数のことに取り組み、何をやっても集中できず、結局何も成し遂げられず、充実感や達成感が得られなくなるようです。
やりたいことが多すぎ「忙しくて寝る暇がない」という方がやるべきことは、やりたいことの「断捨離」と「よく眠ること」の2つ。
やることを絞ることで充実感や達成感が得られ、よく眠ることで幸福度は飛躍的に向上します。
一日は24時間、人が人生でやれることはほんと限られています。
「昔は良かった」と復古主義的な考えをするつもりはありませんが、僕が子どもの頃、パソコンやスマホはもちろんネットや携帯電話もありませんでしたが、それでも何不自由なく過ごし、一日一日がより充実していたように思います。
睡眠時間を削って余暇を楽しんでも何もいいことはありません。
夜はしっかり眠ってくださいね…。^^