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【ヌルッ】・【ヒヤッ】は洗濯のサイン
パシーマの真価は「洗う」ことにあります
パシーマの真価は、【洗うこと】にあります。
ご家庭の洗濯機で繰り返し洗って使え、洗うほどにふっくらとカサが戻り、風合いと汗の吸い取りも良くなって気持ち良くお使いいただけることが、パシーマの最大の特徴です。
洗濯せずに使い続けるとどうなるのかと言うと…。
身体から出る皮脂がこびり付いて「ヌルッ」としてきます。
そうなると汗をはじいて吸湿性が低下、使い勝手が悪くなるだけでなく、皮脂の酸化が進んで傷みやすくなり、最悪の場合、破れの原因ともなります。
当店が口を酸っぱくして「ちょこちょこパシーマを洗ってください」と、お伝えするのにはそういう理由があります。
1週間に1度の洗濯をおすすめしていますが、家庭の諸事情などを考慮すると、実際そこまでの頻度で洗濯できる家庭はそうはいないと思います。
でも、できるかぎり洗って使って欲しいのです。
洗い立て、干したてのパシーマに包まれて眠る快適さは、お使いの方ならよーくご存知ですよね?
もう1点だけ、洗うことによって変化するものが、パシーマに適度な【張り】が回復すること。皮脂がこびり付くと、パシーマがカラダにまとわり付き、寝返りしにくくなるし、逆にあたたかくないんです。
洗うとパシーマに【張り】が出て、カラダから数センチの空間ができますが、この空気層ができることがあたたかさと寝やすさに重要な役割を果たします。
事実、衣服でも皮膚の間にも適度な空気層を保つことが大切とされ、衣服と皮膚の間に1~1.5cm程度の空気層を保つことが理想とされています。
この時期、パシーマが「冷たく」感じてきたら、洗濯のサインです。
【ヌルッ】・【ヒヤッ】としてきたら「洗う」、これを繰り返してください。
より長く、より快適にパシーマをお使いいただくために…。