©2023 Tani-Roku Futonya KUGA
まったく やれやれです…^^
長いようで短い3年
「おい、はやぼう、おふろはいれよー」
「やれやれー」
「おい、はやぼう、おもちゃ、かたずけろやー」
「やれやれ~」
「おい、はやぼう、どうがばっかりみてんじゃないぞー」
「やれーやれ」
せがれがことあるごとに「やれやれー」と言うことが口癖のようになっています。
しかも、シチュエーションも関係なく使うので、まるでギャグです。
「それはこっちのせりふ、やれやれきょうのきょうそかよっ!」
と、言い返したりしますが、3歳児にそんな言葉が理解できようはずもなく、それを目の当たりにした大人は必ず吹き出すので、ますます調子にのってしまいます。
園の連絡帳にそのことを報告すると、「はやちゃんは園でもやれやれーを連発、それが他の園児にも飛び火して園でも流行っています」と返ってきました…。
最近は、園で友達とかくれんぼで遊んでいるのか、家でもカーテンやテーブルの下などによく隠れるので、わざと「見つけられないフリ」をすると、バァ!と出てきてキャッキャッと喜んでいます。
先日も家に帰ると、そそくさとテーブルの下に隠れるのが見えたので、
「あれ、はやぼう、どっかいったぞー せっかくチョコケーキかってきたやったのにいないんかー?しゃーないなぁ、あいつがいないなら、ふたりでケーキくうか~~」
と、わざとらしく嫁(様)に話しかけると、
「バァ~~~~~~~~っ!」と出てきたところを捕獲。
実際、この手には何度も引っ掛かっており、前はソーセージ、その前は焼いも、バームクーヘン、かっぱえびせんと、食い意地張ってザリガニを釣るかのようにいとも簡単に引っ掛かります。
でも、いつもはウソの食べ物で釣っておびきだしますが、この日はせがれの誕生日。
本当にチョコケーキを用意しており、嫁(様)もせがれの大好物の春巻をつくり、誕生日を祝ってやるととても喜んでいました。
そんなせがれも2ヶ月前にお兄ちゃんになり、3歳を迎えました。
まだ3年かという思いと、もう3年かという思いが交錯する、長いようで短い3年間でした…。
まったく、やれやれです。^^