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「あたためる」のが電気毛布、「あたたまる」のがふとんです

我々ふとん屋は電気毛布を【ふとん】とは見なしていません。

「電気毛布はカラダに良くない」

これまでどこかで、そんな話を聞いた方は多いのではないでしょうか。

2014年、ウェザーニュースが行った調査では、大阪で厳寒期、電気毛布を使用する人の割合は12%、おおよそ1割くらいの方が電気毛布を使用しているようです。

自己開示させてもらうと、ぼくもこの業界に入る30年くらい前まで電気毛布の愛用者だったので、入った途端あたたかさに包まれて眠りに落ちる心地良さはよーく理解しているつもりです。

しかし、喉が渇いて途中で目覚めたり、朝目覚めるとカラダが重く、冷え込みのきつい朝はなかなか寝床から出られないことはしょっちゅうで、当時はその理由がまったく見当もつきませんでした…。

電気毛布を使うと、睡眠中に下がるべき心拍数や体温が下がり切らず、寝ている間もカラダが休まらないことを知ったのは、この業界に入ってから。

外部から不自然に「あたため」続けると生体リズムや自律神経が乱れ、メモリを次第に高くしていかないと眠れなくなる人も多いで要注意です(まさに僕もこれに当てはまってましたが…)。

ご理解いただきたいのは、「入眠時の心地よさ=良質な睡眠ではない」ということ。

電気毛布を使うとまるで天国のように快適で、寝付きも良くなりますが、眠るまでの心地良さが睡眠の質と誤解されがちですが、これをまったく別物と考えて区別してください。

眠りの質はむしろ眠った後の内容が大切です。

カラダを外から「あたためる」のが電気毛布だとすると…

カラダの中から「あたたまる」のがふとんです。

たった1字の違いですが、この違いは大きいです。

我々ふとん屋は電気毛布を【ふとん】とは見なしていません。

中には、電位加熱式の敷寝具などを率先して販売しているお店もいらっしゃいますが、個人的にはこれはふとん屋の【敗北】と考えています。

どうしても寒くて眠れないなら、掛け寝具より敷寝具を見直してください。

それでもダメなら、湯たんぽなや電気あんかなどをご使用ください(湯たんぽや電気あんかなら、大抵夜中に暑くなって蹴ってますから…)。

電気毛布は、良質な睡眠の妨げとなり NGです。

生体に密着して長時間使う電気毛布の使用は、電磁波の健康被害も懸念されることも触れようと思いましたが、これ以上いうと、電気屋さんに怒られそうなのでこの辺にしときます…。^^