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©2023 Tani-Roku Futonya KUGA
ほんと“天然”とは幸せな種族…
“人の心を弄ぶ”のがいい恋愛ドラマ
「この先、ヒロインが別れるって言いだす展開やな…」
「えっ、まさか!それはないだろう~」
大抵の日本のドラマ、特に恋愛ものは先が読めるものです。
二人が運命的な出会い、やがてお互いに恋心を抱き付き合い始めてずっとラブラブで幸せな日々を過ごしましたとさ…では物語にならないので、ときに誤解があって喧嘩になったり、傷つけあい、くっついたり離れたりしながら幾多の困難の末、最終的にはハッピーエンドになるのが王道ですから。
特に1時間ドラマのラスト付近になると、軽快なBGMをバックに順風満帆な雰囲気を醸し出して急にBGMが止め、暗雲立ち込めるような展開になり、視聴者をやきもきさせて続きが見たくなるように持っていくのがテッパンです。
今回も案の定、ヒロインが「わたしたち、別れよう…」と言い出したので…
「ほーれ、みろ…」
「えっ、なんでわかるのー??」
「いや、わかるだろー」
「わからんわ~なんでそれ言う?せっかくハラハラドキドキして楽しんでたのにー」
恋愛ドラマなんて、所詮、見るものの【心を弄ぶ】ことに主眼をおいてつくられているので、わからんほうがどうかしてると思いますが、嫁(様)は、先の展開がまったく読めないので、物語をまるで現実世界のように100%楽しむことができるようです。
ほんと“天然”とは幸せな種族です…。