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「はやくたべなさい!」はNG?
親の責任は子どもに食事を配膳したところで終わっている!?
「なにしてんの、はやくたべなさい!たべないならおかあさんたべちゃうよー!」
今朝、朝食を一向に食べようとしないないせがれに嫁(様)がイライラしていました。
そこで嫁(様)に、以前、親の責任は子どもの目の前に食事を配膳した段階で終了するという話をしたことを思い出すように言うと、ハッとして「そうだった…!」という顔になりました。
「これをたべるもたべないもはやぼうのじゆうや。たべたいならたべればいいし、たべたくなければのこせばいい。でも、あさはあまりじかんがないから、じかんないにたべないとほいくえんでぐーぐーおなかがへってしまうぞ。それでもよくて、はやくたべられないならとうちゃんがたべるからそのままのこしとけやー」
その嫁(様)に成り代わりに、ゆっくりとわかりやすくせがれにそう諭すと、あれほど食べることを抵抗していたせがれがゆっくりと目の前の食事に手を付け始めたので、嫁(様)に「ほらな…」と目配せをしました。
親の責任は、子どもの目の前に食事を配膳するところで義務は果たしたものとする、あとはその食事を食べようが残そうが、子どもの自由意志に完全にゆだねる。
この考えは以前、YouTubeの子育て支援チャンネルの動画で経験豊富な女性が語っていた話。
ちょっと前に試してみると効果覿面だったのですが、嫁(様)は、話した内容をすっかり忘れてしまっていたようです。
「YouTube動画の意味するところは、情報の民主化です」、以前、そう語っていたのはホリエモンこと、堀江貴文氏。その通り、これまで専門的過ぎて、高価な専門書にしか記載されていなかった専門的な内容や、有料なセミナーなどでしか聞くことのできなかった貴重な内容、特殊な趣味の世界の話、バラエティー色のものに至るまで、ありとあらゆる動画がYouTube動画にアップされています。
「高村さんって凄い勉強してるみたいやけど、年に何冊くらい本読んでるの?」、なんてよく得意先から訊ねられますが、今は育児やら何やらで時間を取られて、ほとんど本を読んでいません。
代わりに往復の車の通勤時間2時間はほとんどYouTube動画を見ながら(正確に言うと聞きながら)運転しています。
ニュース代わりや雑学のネタ、勉強の教材としても利用できるし、YouTubeはありとあらゆる利用の仕方があると思います。現代人の貴重なニュースソース、これを大いに利用しない手はありません。
ただ、ネットの世界は玉石混合。本当かどうかを検証するメディアリテラシーが問われますし、今回のような子育ての話では当たりはずれがあるで、「とりあえず、試してみる」程度の気持ちで色々試し、自分の子どもに合ってる、良いと思ったものだけをやってみればいいという姿勢でいることが大切と思います。
少なくとも、子育てに関しては、無い知恵を絞り、自分の頭を悩ませるより、経験豊富な方の意見を参考にした方が余程参考になることは間違いありません。そういう意味ではYouTubeって世界の人々が培ってきた経験やノウハウの蓄積を、脳内の神経細胞がシナプス結合のように繋ぎとめていく役割を果たしているように思います。
これはまさにホリエモンの言う通り、情報の民主化ですね。
因みに今回、参考にしたという動画は下記の通り。とても参考になりました。
YouTube ねんねママもっとラクする子育て情報局チャンネル
「【幼児食・離乳食】食べてくれない子への親のNG対応6選」