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「いい汗」と「わるい汗」
寝ているときに「いい汗」をかくために…
寝苦しい夜が続きますが、如何お過ごしでしょうか。
夏場の寝苦しさの最大の原因は、背中と敷寝具の接地面の【不快さ】。
一晩にコップ一杯といわれる寝汗も、夏は倍以上の量をかいてます。
そもそも汗をかく大きな理由は、体温調節のためで、当店では汗にも【いい汗】と【わるい汗】の2種類あると考えています。
【いい汗】とは、「不感蒸泄」(ふかんじょうせつ)と呼ばれる、無自覚にかく水蒸気状の汗。蒸発する際、気化熱が奪われ体温調整に役に立つので「有効発汗」とも呼ばれています。
それに対し、【わるい汗】は、夏場にダラダラかくようなベタベタ背中に張り付くような嫌な汗。体温調節にも役立たないので無駄な汗、「無効発汗」とも呼ばれます。
そして、就寝中にかく汗が【いい汗】になるか【わるい汗】になるかに大きく関わるのが寝具で、特に敷寝具は汗の7割以上吸収されるためとても重要となります。
当店が、ポリエステルやウレタンや低反発素材、接触冷感を謳った寝具を当店がおすすめしない理由がここあります。寝具が汗を吸う力がないため、汗の行き場がなくなり、背中がムレ、【わるい汗】となり、寝苦しさや不快の原因となるから…。
大切なことは、寝ているときの汗を寝具がしっかりと吸収し、皮膚を乾いた状態に保つこと。
それには、カラダに一番近いところでは中わた生地ともに天然素材でつくられた寝具を使うことです。
当店でいえば、麻パッドshitoneや近江縮み本麻パッドなどをおすすめしています。
寝ているときに【いい汗】をかくために…